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KOZAKIKAKU

WORKS これまでの仕事

文化財を明日へと継承する
全ての人をサポートする企業を目指して ——。

第一合成株式会社は、東京都八王子市にある「工業関連事業」と「文化財関連事業」の2種類の側面から事業展開を行っている独特なバイタリティーを持った企業。
「文化財関連事業」のブランドのネーミング支援、ブランドロゴ制作、そのロゴの展開アイテムのデザインを行っています。また、新規事業開発会議に参加し情報提供や客観的な立場での意見提案やプレゼンテーション資料のデザインなども行い、長期的に頼りにしていただいています。おかげさまで、社長の想いから担当者の努力まで目の当たりにしながら取り組むことができ、デザイナーとして貴重な経験をさせていただいています。

第一合成株式会社の文化財継承ブランドロゴ

第一合成株式会社の文化財継承ブランド「TASUKI」は、先人達からの遺産である文化財を後世へと受け継ぐという、現代人が担っている役割を支える事業を目指し立ち上がったブランドです。 ブランドロゴは漢字の「襷(たすき)」を原始的な字体と豊かな色彩を組み合わせることで、“文化財に彩りをあたえ活かしていく”という指針を表現しています。 海外へも製品を販売するにあたって、日本らしく精巧な製品であることを表示する役割を担っています。ちなみに「襷」という漢字は日本で造られた文字で、中国には存在しません。

ブランドのネーミング

ブランドネームは、文化財事業の営業部の皆さんと検討を進めました。さがみはら産業創造センターさんと中小企業診断士の貫井さんと共に営業部の皆さんに文化財に関する仕事についてなど聞き取りを行い、そこから浮かび上がったキーワードやネーミング案を展開していきました。 気分や好みだけの判断基準にならないよう僕の方でネーミングを評価するポイントを提示し、意見を述べてもらいました。それらの意見から決定したブランドネームに込める想いを整理して提案しました。この時のコンセプトを踏まえてブランドロゴの制作に取り掛かっています。

各々の想いを胸に(ブランド社章)

ブランドロゴが完成し真っ先に第一合成さんが制作したのがこのブランドバッジでした。半年あまりの時間をかけて練り上げた文化財関連事業のコンセプトと各々の想いをピンバッジに込め、誇らしげにスーツの襟に付けているのが印象的でした。営業部の皆さんは、自らの想いがカタチになったバッジを胸に日々頑張っておられます。

ブランド普及の機能を持った名刺デザイン

新しく生まれたブランドを従来の得意先や新規のお客さんに認知してもらうために、名刺にブランド概要を載せた折りたたみ仕様の名刺をデザインしました。新しくブランドができたとはいえ、第一合成株式会社の名刺には変わりありません。そこは守りながらも、新ブランドを普及するためのデザインです。 営業部の皆さんは、それぞれ持ち場の担当エリアがあり各自治体や文化財関連機関に出入りするため、裏面には担当エリアを明記し顔写真を載せています。出身地、趣味、好きな文化財も記載し、それぞれのパーソナリティがちょっとだけわかるようになっています。

ブランドを運営するということ(ラベル位置決め)

製品に合わせ2種類のサイズのホイル(箔)地シールを作成。1mm単位で貼る位置を商品部の方が分かるように担当者とせっせと決めていきました。 ブランドは作って終わりではなく、それを運営しなければなりません。品質をはじめ、価格設定や担当者の対応のひとつひとつにまでブランド価値は及びます。製品に表示されているマークも襷ブランドを背負っています。

梱包用段ボール

「文化財のイメージを垢抜けさせたい」

「文化財のイメージを垢抜けさせたい」と初めてお会いした日、社長はそうおっしゃっていました。この仕事に関わっていて、その想いが社員の皆さんに徐々に伝わったのを肌で感じました。そして様々な議論を重ね、社員さんが主体となって新しい事業をスタートさせた所です。 社内や社外に向けたプレゼン資料にも関わらせていただいています。そのデザインに多くのイラストを提供してくれた阿達さんのおかげで、第一合成の皆さんだけでなく僕にも新鮮な刺激を与えてくれました。 文化財を取り巻く環境は、国家をはじめ各地方自治体による管理がほとんどです。その予算の大半は修復や劣化させないなどといった保存・保管することに割かれます。国立の博物館で催される展覧会のような国宝級であれば、華やかに展示され、多くの人の目に触れることができますが、それ以外の無数の文化財達の活用を模索していかなくてはなりません。第一合成さんは民間企業としてそこに挑んでいる最中なのです。

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